建設業許可が必要な理由

2019年9月15日ビジネス, ブログ

有限会社正岡建設　取締役の正岡です。

建設業を営む上で、

なぜ、建設業許可が必要なのか。

→ 建設業法で決まっているから

です。

では、なぜ法律で決まっているのか簡単に説明すると、

生きるために必要な、

衣・食・住の【住】の部分を建設業が担っているので、安心してお任せしたいですよね。

経営のプロがいて、高い能力の技術者がいて、素行が悪くなくて、すぐに倒産しない資金力のある会社に施工してもらいたい！

そこで、¨そのレベルがあるよ！¨を証明するための建設業許可なわけです。

建設業許可の取得ですが、

１、経営業務管理責任者がいるか

２、専任技術者であるか

３、過去に法律違反を犯してないか

４、銀行口座に500万以上の残高があるか

５、営業所があるか

です。

１の、経営業務管理責任者になるには、その業種で５年以上、責任者としての経験、又はそれ以上の能力がないといけません。

独立を考えている場合、自身が満たしていないのであれば、要件を満たしている人を役員として自社に招くか、５年が経過するまで許可取得を待つしかないです。

２は、許可を受けようとしている建設業種に10年以上勤務しているか、又は定められた資格を保持しているかです。

(細かい要件はいくつかありますが)上記をクリアできれば建設業許可を取得できます。

発注者が安心して注文したり、社会的な信頼性のためにも、建設業許可は必要なわけです。