2020年6月25日
有限会社 正岡建設 取締役の正岡です。
先日、親御さんが息子さんの仕事のやる気のなさを心配されて私に相談してきたのですが、
親世代・上の世代から
「もっとやる気を出せ!」
「ガッツがない!」
と、心配されても、お子さんたちは頑張る意味合いが違っています。
私は40代後半ですが、若い頃の仕事をする意味は、
「達成」と「快楽」を重要視していて、誰よりも出世をする、好きなものを金で手に入れる等の欲求が行動のモチベーションでした。
しかし、モノが溢れている現在、
必要な分を手に入れたら、割と後は、そこに対して頑張ろうという気持ちは湧きにくくなってしまうので、
手に入れたいものの意味合いが違っています。
ですので、
仕事は、自分にとって楽しい場所であったり、仲間と良好でいたいということが要視されるのだと思います。
しかし、
仕事に対しての意味合いが違っていても、
自分に興味があるもの、好きなものに対しては、没頭できることに変わりはありません。
要するに、
世代の違いで頑張る場所が違うんです。
「なんで息子は仕事をがんばらないんだろう?」
ではなく、
「自分らしく働いているな!」
と世代間のモチベーションギャップを理解すれば、心配も薄れてくるはずです^^